2011年06月14日

3カ月たっても…自分の目で確認する大切さ

 先日、石巻市街地から湊―渡波を通り、女川―雄勝―河北の
各被災地を見て回りました。それまで女川までは足を踏み入れ、
悲惨な状況を目にしたのですが、そこから先は「未知」の
場所だったこともあり、海沿いに車を走らせました。
 
 次第に復旧してきたとはいえ、浜の集落は消え、
目に入ってくるのは瓦礫、また瓦礫でした。
大震災発生から3カ月近く経過した時でさえこの惨状ですから、
発生当初は想像を絶する被害だったのでしょう。
既に新聞の写真やテレビの映像などでは知っていましたが、
目の当たりにして愕然としました。
 
 女川と雄勝を結ぶリアスブルーラインの出発点となる
女川町崎山公園に立ち寄ってみました。
ここには太平洋戦争の女川湾海戦で戦死したカナダ人兵士の
パイロットだったロバート・ハンプトン・グレー大尉を祭る
慰霊碑が建立されていましたが、巨大地震によってその石碑が倒れ、
無残な姿に変わっていました。

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強い揺れで倒れたままの慰霊碑

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大震災前の慰霊碑。眼下の女川湾で
激戦が繰り広げられた


慰霊碑は戦後、カナダ国の要請に基づき女川町が場所提供しカナダが建立。
いわば女川町民の寛大な心により敵国兵士を祭ったものです。
同所の安全が確保された後、カナダ国による早期の復旧を望みたいものです。
 
 
 また、崎山公園から見下ろす女川湾口に設けられていた大きな防波堤は
すっかり破壊され消滅していました。大津波の恐ろしさを物語る光景でした。
110605_125209.JPG
大津波により防波堤は簡単に打ち砕かれ
消えてしまった

 
090511_142139.JPG
大震災前、女川湾口には
防波堤が設けられていた


 今回の被災地訪問を通じて、自分の目で確認することの重要性を
あらためて知らせられました。


 専務取締役 鈴木孝也
posted by ラジオ石巻 at 09:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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