東日本大震災から6カ月「歌の力で復興へ1・2・3!」
〜民謡・演歌、そしてクミコさんのコンサートも生中継〜
放送日:平成23年9月11日(日)午後1時から午後6時5時間生放送
企画意図:大震災から6か月経った今、被災者は当時の恐怖から復興へ向けて力強く前進している。 復興へ歌の力で応援する5時間番組。
番組内容: 番組では、「3・11その時・私は、そして復興へ!」
さらに3・11大震災に遭遇した歌手クミコさんの湊小学校から「心の復興コンサート」 を中継するほか、エイベックスから送られた所属アーティストの支援CD500枚の中か ら、母を津波で亡くした石巻市内の女子高生が選曲。前向きに生きるその高校生の話を交 えながら歌を紹介する。
そのほか、日本人の心のふるさと「民謡」や「昭和の歌謡曲」「演歌」などを激励メッセ ージと共に紹介する。
13時00分〜14時
第一部 3・11、その時、私は!
アナウンス教室に通った父母会長は。
北上総合支所の今野照夫さんは、津波に流され数時間後救助された。一緒にいた部下の阿部 清志さんは津波に流され犠牲に。阿部さんは、大震災翌日、娘の卒業式で父母代表として挨 拶する予定だった。そのためアナウンス教室に通った。しかし4が月あまり遅れた、7月 31日の卒業式に阿部さんの姿はなく、残された父母会長の挨拶文は・・・。
14時00分〜16時00分
第二部 歌の力で復興へ
激励メッセージとともに
PART1: 民謡 原田直之、加賀山昭、小沢千月ほか
PART2: 昭和30年代前半の歌謡曲 三橋美智也、フランク永井、三波春夫
PART3: 演歌 北島三郎、都はるみ、鳥羽一郎
、
16時00分〜17時00分
第三部 クミコ再生ピアノで唄う“心の復興”コンサート 一歩だけ前へ・・・・
(石巻市立湊小学校体育館より中継)
被災から3か月、クミコさんは石巻でコンサートを、その帰り道、楽器屋さんで津波に流さ れ泥だらけになったピアノに出会いました。82歳の社長「泥なんかに負けるのは悔しい! 一生かけて再生します」との決意に「そのピアノで私唄います」と約束。
「一緒に一歩だけ前へ」の気持ちを込めて再生ピアノで唄うクミコのコンサート。
楽器店「サルコヤ」社長の3・11の話
17時〜18時
第四部:エイベックス支援CDより
エイベックス・グループ・ホールデイングスは岩手、宮城、福島、茨城4県のコミニティFM 35局に所属アーテイストのCD500枚ずつ計T万7500枚を贈った。同社は「元気の出 る音楽を被災地へ」と浜崎あゆみ、幸田来未らの明るい曲調のものを選んだという。500枚 の中から石巻市立女子高2年佐久間楓さんが選曲した。母を津波で亡くし悲しさをこらえ、 今、明るく、前向きに生きている佐久間さん。
そんな佐久間さんが選曲したエイベックス・アーティストの
歌を大震災当時のこと、前向きに生きることを話しながら紹介していく。